| 課題名 | 県産梁桁製造システムの確立技術支援 |
|---|---|
| 研究機関名 |
高知県立森林技術センター |
| 研究分担 |
資 源 利用課 |
| 研究期間 | 完H19~21 |
| 年度 | 2009 |
| 摘要 | 目的:ユーザーのニーズに対応した梁桁材の製造・供給体制を確立するため、梁桁材の製造体制や供給体制の向上を図ろうとする県内企業に技術支援を行った。、成果:(1)梁桁材のヤング係数や含水率および品質管理状況、保管場所、桟積み状況について、高知県梁桁ネットワーク会員を中心に調査を行った結果、独自にヤング係数や含水率などの性能測定を実施している会員は少なく、また、これらの性能表示方法も十分整備されていない状況であった。保管場所や桟積み方法は、会員によって異なっており、同一の保管期間でも製品に差が生じる恐れがあることが判った。(2)高知県梁桁ネットワーク会員で製造する2丁取りスギ梁桁材の原木から製品に至る一連の製造過程を調査した結果、製材品のヤング係数は原木のヤング係数とほぼ同等であった。一般的な製造方法の梁桁材と比較すると、特に、製材後の比較的大きな反りの発生に留意する必要があると考えられた。(3)製材工場、工務店、プレカット工場の3者による木造住宅の建築を通じて、スギ梁桁材の断面設計に関する検討を行った結果、2階床梁における主要梁桁材の梁せいについて、プレカット工場において設計された値と、製材工場において測定したヤング係数を基に計算した値を比較した場合、プレカット工場の設計による梁せいは安全側で、断面種類も多いことが判った。また、原木調達や製材・乾燥の手間、仕上りむらの発生を考えると、効率的に材料加工・供給を行うことが必要であるが、E70以上のヤング係数に基づいて床梁の断面種類を検討することにより、梁桁材の断面種類を減らすことが可能であることが判った。 |
| カテゴリ | 加工 乾燥 技術支援 製造システム |