| 課題名 | ヒノキ材の品質安定に向けた乾燥技術の向上 |
|---|---|
| 研究機関名 |
高知県立森林技術センター |
| 研究分担 |
資 源 利用課 |
| 研究期間 | 継21~22 |
| 年度 | 2009 |
| 摘要 | 目的:最近の厳しい経済情勢により木材価格の低迷が長期化しており、特にヒノキの製品価格の落ち込みは深刻な問題となっている。そこで、乾燥前後のデータ収集・調査分析により技術的な問題点を把握し、それを解決するための改善型の乾燥スケジュールを構築することなどにより、付加価値が高く品質の安定したヒノキ製品の生産を目指さす。、成果:(1)高知県幡多地域産ヒノキ柱角材(135×135×3000mm・各15本)を用いて、蒸気式乾燥装置で3種類の高温セット処理試験を行った。処理条件は、第1ステップの蒸煮工程は同一とし、第2ステップの高温セット工程での処理時間をそれぞれ16,24,32時間とした。処理後のヒノキ柱角材は、実験棟内で約3ケ月間天然乾燥を実施し、その間の含水率の動きや水分傾斜の変化を確認しました。その結果、高温セット処理時間が長くなれば、仕上がり含水率は低くなる傾向を示し、32時間処理では過乾燥気味の仕上がりになった。また、処理時間が長くなれば処理後の材表面の最大割れ幅は小さくなり、処理時間が短くなれば最大割れ幅は大きくなった。内部割れの程度は、表面割れとはまったく逆の結果となった。高温セット処理後の天然乾燥中の含水率変化は、処理後2~4週間は含水率が上昇し、その後緩やかに減少する傾向を示し、処理後の天然乾燥中の水分傾斜変化は、経過時間が長くなるほど表面と中心の含水率差は減少する傾向を示し。このことから、含水率の安定の面から高温セット処理後の天然乾燥は必要で、長期間になればより効果的である事がわかった。 |
| カテゴリ | 乾燥 |