摘要 |
○目 的、 本県のたまねぎの貯蔵については、慣行の吊り玉貯蔵に代わりコンテナによる除湿低温貯蔵が導入されつつあり、ピッカーおよび調製装置(根切り・葉切り機)との組み合わせにより、大幅な省力化が可能となる。、 そこで、収穫から出荷までの機械化体系について検討し、省力・低コスト生産の作業体系を確立する。、○成果 (注:調整装置の方式の内容は特許の関係から記述不可)、(1) たまねぎ調製装置、 青切りたまねぎでは、A、B、Cの3方式による根切り・葉切り用の調製装置試験を行った。葉切りにおいては、B方式において高い精度を示した。、 乾燥たまねぎでは、A、B、Cの3方式に加え、新たにB´方式の4方式による試験を行った。 根切りは、C方式で精度が最も高かったが、青切りとの共用および能率に問題があるため、総合的に判断した結果B´方式が適当と判断した。、(2) ピッカー、 供試したピッカーは、マルチ区でヘッドロス率13.0%、コンテナ回収率83.9%であった。また、露地区では、ヘッドロス率2.0%、コンテナ回収率97.5%と高い作業精度を示した。 、 作業能率については、作業人員4人で総作業時間87.8分/10aであった。
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