課題名 |
山地傾斜地及び中山間地における耕作放棄地を活用した放牧技術の確立 |
研究機関名 |
佐賀県畜産試験場
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研究分担 |
大家畜部
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研究期間 |
継H18~22 |
年度 |
2009 |
摘要 |
<目的>・耕作放棄地等を活用した繁殖基盤の拡大、<計画>・耕作放棄地等への草地造成技術の確立 ・放牧牛の飼料管理技術の確立 ・放牧による経済効果の実態調査、<期待される効果>・放牧の導入により、耕作放棄地が解消され、景観の形成・保全につながる。 ・放牧により省力・低コスト飼養管理が可能となる。 ・放牧地の草地造成により自給粗飼料の増産が図れる。 、<得られた成果>・傾斜地(約1.2ha)に簡易放牧施設を設置することで、和牛2頭を124日間放牧することができた。・牛の放牧による緩衝地帯形成と電牧柵によりイノシシ被害発生を防止できる。・永年牧草の播種方法について比較したところ、移植法と吹付法が労力を要するものの短期間での草地化に適している、また期間は長くかかるが蹄耕法が省力的であることがわかった。永年牧草の品種については、センチピートグラス、カーペットグラス、芝型以外ではギニアグラスが適している。・傾斜地と採草地を活用した移動放牧により、3月~11月の間、補助飼料なしで放牧牛を飼養することができた。、<残された問題点>・冬場の放牧に活用できる草種の検討。
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カテゴリ |
管理技術
傾斜地
飼育技術
中山間地域
低コスト
播種
繁殖性改善
品種
放牧技術
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