課題名 | e.病害虫複合抵抗性品種を中核とした新栽培体系による馬鈴しょ良質・低コスト生産技術の開発 |
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課題番号 | 2010014831 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,北農研,バレイショ栽培技術研究チーム |
協力分担関係 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構 雪印種苗株式会社 北海道農材工業株式会社 株式会社共成レンテム |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2010 |
摘要 | 1)ジャガイモシストセンチュウと疫病に対する複合抵抗性有望系統「北海101号」は、現地試験において非常に高い収量性を示した。塊茎の内部異常である褐色心腐の発生が認められた現地もあったが、疫病が多発する現地での品種化の要望が高かったため、品種登録の出願を行う。また、複合抵抗性優良系統として、本年度新たに「勝系29号」および「勝系31号」を開発した。さらに22年は塊茎に中心空洞が多発したことから、主要品種について中心空洞発生程度の品種分類を行った。2)ソイルコンデショニング等の深植え栽培の塊茎の重量分布は、これまでと同様に早期培土区において大いもの規格割合が低下する傾向にあった。種いものジベレリン処理は、総収量を低下させず平均1個重を小さくし、小粒種いもの割合を増加させる効果を認めた。打撲と塊茎の打撲発生率の関係は品種によって異なることを明らかにし、21年度の成果情報において提示した算定式が有効であることを示した。また、早期培土栽培の雑草防除スケジュールを策定した。3)合成ふ化誘導物質およびトマト由来天然ふ化誘導物質の特性を明らかにし、ジャガイモシストセンチュウ密度を半減させる処理量(10aあたり物質0.3g処理)を試算した。ふ化促進製剤は現地圃場施用において、従来の資材よりも高いセンチュウ密度低減効果(50%減以上)を得た。粉状そうか病に対する拮抗糸状菌F3株を種いもに浸漬接種して栽培することにより、粉状そうか病の発病が軽減された。そうか病に対する拮抗放線菌は、2×107CFU/g乾土施用により、市販の生物資材よりも高い発病抑制効果が得られた。拮抗放線菌が産生するそうか病抑制物質を同定するとともに、菌体から防除資材を試作した。またジャガイモモップトップウイルス(PMTV)は、道内9振興局管内に広く分布していることが明らかとなり、加えて品種の抵抗性程度を取りまとめた。ジャガイモウイルス12種について、マイクロプレートハイブリダイゼーション(MPH)に必要となるジゴキシゲニン(DIG)標識プローブを作製し、それぞれが非特異反応なくターゲットとなるウイルスのみを検出できることを確認し、実証試験で実用性を確認した。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 栽培体系 雑草 水田 抵抗性 抵抗性品種 低コスト トマト ばれいしょ 品種 防除 輪作 |