a.農業水利施設の機能診断・維持管理及び更新技術の開発

課題名 a.農業水利施設の機能診断・維持管理及び更新技術の開発
課題番号 2010014950
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,水利施設機能研究室
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,基礎地盤研究室
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,事業評価研究室
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,水路工水理研究室
協力分担関係 東京大学
日本大学
宇都宮大学
北陸精機株式会社
株式会社田中水力
研究期間 2006-2010
年度 2010
摘要 1)農業水利施設(コンクリート水路)の材料劣化進行と現状の診断については、水路壁の摩耗機構がカルシウム溶脱によるコンクリートの脆弱化と水流によるエロージョン摩耗の複合劣化であることを明らかにした。2)農業水利コンクリート構造物の劣化モニタリング技術については、水路の有機系補修材のキセノンランプ300時間照射による促進試験後の状況が実際の現場における4ヶ月後(2,880時間)の劣化状況と類似していることを明らかにした。3)フィルダム基礎地盤に用いられている水ガラス系グラウト材の長期止水性能については、積算透水量を用いることにより、推定が可能であることを明らかにした。また、電磁波による地盤内の浸透流計測と解析技術を改良することにより、高い精度で貯水池基盤の浸透現象を評価できることを実証した。4)農業水利施設に対するLCCの適用については、価格と生産量を同時に分析する動学応用一般均衡モデルを構築してストマネ事業による価格変化と生産額変化を総合的に評価した効果額は必要とするストマネ事業費の約1.5倍になることを明らかにした。5)施設の新たな補修・補強工法等の機能回復技術の開発では、6種類の不定形目地を対象とした実水路での試験により、目地材とコンクリート界面における剥離と水中部での剥離が多いことを明らかにした。6)農業水利システムの評価と設計技術の開発では、水路区間別構造物とその周辺の水位制御不安定性に関する水理機能診断チェックリストを作成した。また、水利システム内の調整池の配置と既存のため池の連携による水利システム調整機能改善効果を解析する手法を開発した。7)水利施設の地域用水機能を向上させるための水利システム設計技術の開発では、水田によるSS除去効果を、TN、TPの除去に準じた除去速度定数を導入することによってモデル化し、濁質の試験マニュアルを作成した。水路底質に瀬淵環境を維持することにより、流れ環境だけでなく生物種の多様性保持にも効果があることを実態調査から明らかにした。8)水利施設における省力的維持管理技術の提案では、高さ2m程度の比較的低落差の越流堰で、越流水深10cm以下の小規模越流時に発生する低周波騒音を対象とする対策工を開発した。この対策工は、既存の堰でも後付で容易に設置でき、低周波音が人体感覚に与える影響を評価する低周波音の騒音レベルを20dB程度低減させることができる。
カテゴリ 管理技術 くり 水田 水管理 モニタリング

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