| 課題名 | 自然冷熱を活用した貯蔵農産物のブランド化と貯蔵システムの開発 |
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| 課題番号 | 2010015458 |
| 研究機関名 |
(国)帯広畜産大学 NPO法人北海道雪氷利用プロジェクト NPO法人雪氷環境プロジェクト (株)ズコーシャ (国)北海道大学大学院農学研究院 日本データーサービス(株) |
| 研究期間 | 2008-2010 |
| 年度 | 2010 |
| 摘要 | (1)北海道内各地において異なる設定条件の自然冷熱を利用した貯蔵システムを構築し、各種研究開発を完了した。石狩湾新港、札幌モエレ、十勝音更では雪山利用型を、苫小牧東部では氷利用型を、帯広では凍土利用型の貯蔵システムを構築し、各種計測・解析を行い、低コストで貯蔵システムの構築が実現可能であることが確認できた。また、貯蔵システムの設計指標の確立、およびリスク管理の検討指標などを得ることができた。(2)雪や凍土などの自然冷熱を冷熱源として、穀類豆類イモ類等の高品質貯蔵が可能であることが明らかとなった。しかし、品目により最適貯蔵条件が異なることから、適切な冷熱供給システムを選択することが重要となる。自然冷熱(雪・氷・凍土)利用の実用化を目指す上で、規模(貯蔵庫)のスケールアップが欠かせないが、石狩の貯蔵実験では実用規模の政府指定倉庫を使用しており、十分に実用可能であることが確認できた。(3)雪氷を利用した貯蔵農産物について付加価値向上の可能性が確認できた。また、エコロジカルなイメージがあること、通常貯蔵農産物と比較した場合の市場性の高さも明かとなり、イメージを定着させるツールとしてロゴマークを一般公募し決定した。(4)自然冷熱(雪・氷・凍土)を活用した大規模貯蔵システムの実現に向けて、ハード面では、実用規模に対応可能な貯蔵システムの開発を、ソフト面では、生産地(北海道)・消費地(首都圏)でセミナーや試食会等を実施し、貯蔵技術及び貯蔵農産物の普及・啓発に努めた。また、本研究で得られた内容を研究者・農業従事者はもとより、一般市民にも理解しやすいよう、PRパンフレットとして簡潔に整理した。 |
| カテゴリ | 低コスト 保存・貯蔵 |