| 課題名 | コンビナート型ヒトデ・トータル利用システムの開発 |
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| 課題番号 | 2010015473 |
| 研究機関名 |
(地独)北海道立総合研究機構 北海道三井化学(株) 丸共水産(株) (国)北海道大学水産科学研究院 |
| 研究期間 | 2008-2010 |
| 年度 | 2010 |
| 摘要 | (1)製造技術開発のミニプラント試験において,回収率と純度の向上を検討し,中課題4の「トータルシステムの構築」に応用した。ヒトデ酵素分解物中の血糖値上昇抑制機能を有する物質がコラーゲンペプチド(CP)であること,その作用機序としてヒトデCPの小腸でのグルコース透過率を低下させること,さらにコラーゲンペプチドのアミノ酸配列を明らかにした。有効性の検討では,安全性試験を行い問題がないことおよびイヌへの血糖値上昇抑制効果と使用量を確認した。(2)マヒトデ,ニッポンヒトデおよびマヒトデとニッポンヒトデ混合物についてミニプラント試験を行い,従来法に比べ,抽出量と回収率を向上させ,中課題4の「トータルシステムの構築」に応用した。分析法では,質量分析による一斉分析が可能であることを明らかにした。さらに,ヒトデサポニンは,補体活性およびリゾチーム活性等の免疫の指標値を回復させることを明らかにし,その効果の主体は,アステロサポニンが担っていることを推察し,感染試験において効果を確認した。(3)骨片の洗浄方法について検討し,中課題4の「トータルシステムの構築」に応用した。水処理試験では硝化機能において,ヒトデ骨片の優位性を明らかにした。また淡水魚および海水観賞魚飼育水浄化試験では,市販品と同等以上の効果が確認された。機能性の検討では,抗ウイルス物質生産細菌をあらかじめ付着させたろ過材により,魚類飼育排水の改善が認められた。(4)プラント試験の工程の改良について1-(1),2-(1),3-(1)の製造技術開発でのミニプラント試験の検討結果を応用した。原料処理量については,100~150kgのレベルから300~500kgまでの大量処理を行い,コラーゲンペプチド,サポニン,骨片を製造し,製造コストを算出した。ミニプラント試験の結果を反映し,コラーゲンペプチドの回収率と純度およびサポニンの回収率は,それぞれ従来法に比べ向上し,さらに製造コストの削減が可能となった。 |
| カテゴリ | 機能性 コスト |