温湯散布による施設イチゴの農薬使用量削減と保鮮技術の確立

課題名 温湯散布による施設イチゴの農薬使用量削減と保鮮技術の確立
課題番号 2010015474
研究機関名 (国)茨城大学
カンプロ(株)
茨城県農業総合センター
(独)理化学研究所
茨城県工業技術センター
研究期間 2008-2010
年度 2010
摘要 (1)育苗ならびに高設ベンチ用のレール上自走機構、地床用の懸垂式自走機構を試作した。これら要素技術を組み合わせて温湯散布試験を行ったところ、育苗ベンチでは走行速度0.42cm/s、高設ベンチならびに地床では0.84cm/sで葉温50℃を20秒持続することを確認した。(2)学内、所内、現地農家圃場において自走式温湯散布装置を設置し、栽培試験を行ったところ、装置の作動、運用に問題はなく、特にうどんこ病や微小昆虫の抑制に有効であった。農薬の使用を育苗期の炭疽病、多発期のハスモンヨトウ、全期間を通したハダニの防除に絞り込むことにより農薬使用量を1/3に削減できると見込まれた。温湯供給の燃料費は炭酸ガス施肥コスト内に吸収され、農薬の削減によるコスト減が見込まれた。
カテゴリ 病害虫 育苗 いちご うどんこ病 コスト 施肥 炭疽病 農薬 防除

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