課題名 | 永年作物における農業に有用な生物の多様性を維持する栽培管理技術の開発 |
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課題番号 | 2010015516 |
研究機関名 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 静岡県(農林技術研究所果樹研究センター) (株)下堂園 福岡県(農業総合試験場) 秋田県農林水産技術センター(果樹試験場) 愛媛県農林水産研究所(果樹研究センター) 福島県(農業総合センター果樹研究所) 三重県(農業研究所) |
研究期間 | 2009-2011 |
年度 | 2010 |
摘要 | (1)ナシでは、クローバーによる寄生蜂など天敵類の増加効果を見いだし、リンゴではキバナコスモスによるナミハダニの抑制効果およびクローバーやヘアリーベッチによるハナカメムシ類の温存効果を明らかにした。(2)カンキツの炭酸カルシウム剤散布はチャノキイロアザミウマに対して被害軽減効果を示し、コクロヒメテントウの温存効果も明らかになった。カバープランツの導入によりカブリダニ類発生の早期化、クモ類の増加などの効果を見いだした。チャではチャ園に隣接したチトニアのカブリダニおよびヒソップによるチビトビコバチの温存効果を明らかにした。チャ園ではチトニアを植栽し多様なカブリダニをチトニアに維持できることを明らかにした。また、クモ類のチャ園周辺から移入する可能性を明らかにした。 |
カテゴリ | カメムシ コスモス 栽培技術 りんご その他のかんきつ |