有機コーティング・ペレット肥料による低投入栽培システムの開発

課題名 有機コーティング・ペレット肥料による低投入栽培システムの開発
課題番号 2010015547
研究機関名 (国)信州大学
(独)農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター
(株)イトウ精麦
長野県(野菜花き試験場)
研究期間 2009-2011
年度 2010
摘要 (1)コーティングの機械を製作し、ペレット肥料にコーティングができるようになり、7種類の肥料を作成し試験に供した。キノコ使用済み培地の発酵促進のための窒素として、県内でし尿等から窒素を硫安として回収したものを使用することにより地域内資源の循環をより進めることが可能となった。(2)レタスでは、シェラックコート処理の有無が生育に与える影響は明らかではなかった。有機ペレット肥料の局所施肥は平成21年と22年の栽培試験結果から低温期の作型には向かない傾向であった。アスパラガスでは、シェラックコート処理していないペレット肥料の収量が慣行の化学肥料分施と同等であり、全量基肥栽培での施用効果が確認された。(3)紫外レーザー励起蛍光(UV-LIF)分析によって土壌バイオゾルからの蛍光を得ると、470nm付近に単一ピークがあり、可給態窒素の迅速測定のめどがついた。使用済みキノコ培地にメチオニンを混合してシェラック・コーティングをすると、エチレンの生成速度を抑制することができ機能性を持った肥料としての利用の可能性が開けた。
カテゴリ 肥料 アスパラガス 機能性 くこ 施肥 レタス

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