| 課題名 | 遺伝子組換えカイコによる新たな高機能シルクの開発と生産システムの構築 |
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| 課題番号 | 2010015583 |
| 研究機関名 |
(独)農業生物資源研究所 群馬県蚕糸技術センター 群馬県繊維工業試験場 特定非営利活動法人産学連携推進機構 |
| 研究期間 | 2010-2012 |
| 年度 | 2010 |
| 摘要 | (1)7種の新蛍光タンパク質遺伝子や、UVを吸収し群青色蛍光を発する群青色蛍光タンパク質遺伝子をカイコに導入することに成功した。また、クモ糸遺伝子を導入し生糸の物性を調べたところ、強度の増大が確認された。その他、トビケラシルク遺伝子を導入した遺伝子組換えカイコの作出に成功した。既存の蛍光シルク系統や超極細シルク系統に関しては、実用系統と遜色ない程度に量的形質を高めることができ、他課題に繭を供給した。(2)現場での組換えカイコの飼育を推進するため、民間カイコ飼育施設や養蚕農家施設に適合した大量飼育技術の検討を進めた。ロータリー式飼育装置での桑葉を用いた飼育体系を構築し、通常の条桑育と同等の繭が生産できることを明らかにした。(3)「緑色蛍光」、「赤色蛍光」および「オレンジ色蛍光」繭については、真空煮繭機による煮繭後、繰糸成績および生糸の物理的性質を求めた。また、「はくぎんTG」および「高強度(クモ糸TG)」繭については、普通煮繭後、繰糸成績および生糸の物理的性質を検討した。これらにより、それぞれの原料繭の基本的性状を把握することができた。(4)22年度は組換えシルク(具体的には蛍光シルク及び超極細シルク、以下同様)について、有識者研究会や関係者ヒアリングを通じ、市場からみた競争優位性・劣位性の探索に必要な調査を実施し、事業化の可能性と限界を検討した。 |
| カテゴリ | カイコ 桑 飼育技術 |