| 課題名 | D1120 木質高充填複合プラスチックの製造技術 |
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| 課題番号 | 2010016303 |
| 研究機関名 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 独立行政法人森林総合研究所 千葉工業大学 千葉県産業支援技術研究所 佼和テクノス(株) |
| 研究期間 | 2007-2011 |
| 年度 | 2010 |
| 摘要 | (D1120)促進暴露データと屋外暴露データとの相関性の検討では、これまでの塗装木材の耐候性評価を基に、促進暴露試験5000時間を10年の耐候性と想定し5000時間までの評価が終了した。その結果、木粉含有率を30%程度まで低下しても5000時間後には大きなチョーキングを発生したが、木粉含量約50%の複合材に光安定化剤を添加することで、試験1000時間から5000時間までチョーキングがほとんど増加しない結果となった。これにより、屋外でも10年間の耐候性を持つ複合材の開発が可能と考えられる。添加剤の最適化による耐候性向上では、各種紫外線吸収剤(UVA)、光安定化剤(HALS)を単独あるいは組合せて添加し、促進暴露試験及び屋外暴露試験により耐候性を評価した結果、短期間の試験であるが暴露試験後でもほとんど変色あるいはチョーキングが発生しない処方を見出した。コロナ放電による前処理により、促進試験2000時間後の塗装耐候性の向上が認められた。熱流動性の高いコンパウンド製造技術では、数種の滑剤の添加により、軟化温度及び流動開始温度が低下し熱流動性の向上が認められ、木粉含有率70%を用いた射出成型によるサンプル調製に成功した。(D1121)実大装置による木質含有率80%のコンパウンド製造において、滑剤の添加により若干の熱流動性は向上したが、射出成型では木粉含量75%以上の成型は困難であった。また、木粉含有率75%のコンパウンドにより配布用の名刺入れサンプルの射出成型を試みたがきれいな成型はできなった。しかし、木粉含有率を70%にして水分存在下で混練を行った結果コンパウンドが製造でき、これを用いて射出成型により比較的複雑な形状を持つ名刺入れが調製できた。名刺入れサンプルの5000個の一括射出成型を試みた結果、連続成型が達成できその時の金型の汚れは僅かであった。(D1123)高木質充填プラスチックの加工特性とリサイクル性向上のため、熱流動性を向上させる添加剤の検討,リサイクルプラスチックを使用したコンパウンドの作製及び木質プラスチックのリサイクル成形品の物性評価を行った。その結果,熱流動性向上のために適した添加剤の組み合わせを明らかにし,適当な添加剤を使用することでリサイクルプラスチックを使用した高木質充填コンパウンドを作製した。また,ポリプロピレンの種類が異なる木質プラスチックを混合してリサイクルしても強度の低下が認められないことを確認した。 |
| カテゴリ | 加工特性 |