2112 自脱コンバインを利用した稲わらの処理・乾燥・収集・貯蔵システムの開発

課題名 2112 自脱コンバインを利用した稲わらの処理・乾燥・収集・貯蔵システムの開発
課題番号 2010016334
研究機関名 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間 2007-2011
年度 2010
摘要 開発した機械で圃場での稲わら処理・乾燥・収集試験を行い稲わらの圃場乾燥効果及び作業能率等のデータを取得した。これら圃場作業のデータから本システムでの稲わら収集にかかるコスト計算を汎用型飼料収穫機で稲わらと対象作物3作目(飼料イネ、トウモロコシ、麦わら)で使用した場合で計算した結果、14.5円/kgとなった。この他、湿田内でコンバインが旋回作業した場所は、クローラで土壌が隆起しており、この部分の稲わら収集作業ではピックアップタインで土塊を拾い上げる現象を観察した。稲わら中の土壌混入を避けること及び収集作業の作業能率を低減させないためには、圃場の四隅はなるべく稲わら収集作業を行わない方が良いことが確認された。 稲わら圧砕装置による圃場乾燥促進効果が確認された。降雨後の遊離糖減少が確認され乾燥促進の有利性を確認した。一方で30%以上乾燥しても梱包密度が上がらないため低コスト化にはならないことを確認した。 水分別に作成したラップサイレージの貯蔵中の品質について調査し、乾燥させた方が遊離糖類の減少が緩やかであることを確認した。
カテゴリ 乾燥 コスト 収穫機 低コスト とうもろこし

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