課題名 | 微量要素等複数の指標による施肥履歴・原産地判別の高精度化技術の開発 |
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課題番号 | 2010016678 |
研究機関名 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 独立行政法人農業環境技術研究所 京都大学 |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2010 |
摘要 | 1)無機元素組成については、前年度作成したサトイモの原産地判別マニュアル(暫定版)のサンプリング方法を修正することにより、より判別能力の高い手法となった。2)Sr同位体比については、更に国産試料14点、中国産試料25点の追加分析を行った。解析の結果、単独で無機元素組成と同程度の判別能力であると推定された。また、国内産および中国産冷凍サトイモのSr同位体比は、それぞれの生鮮サトイモのSr同位体比と同じ範囲に分布することから、冷凍サトイモと生鮮サトイモを区別することなく判別できることを確認した。3)無機元素組成とSr同位体比の結果を組み合わせることにより、各分析法単独の場合と比較して更に判別能力が向上した。4)そば:副原料(海藻、山芋)を含む試料を除去した推定式では、キャリブレーションでR2 = 0.91、バリデーションでR2 = 0.76と最も精度の高い推定式が得られた。5)マンゴー:果皮のEEM計測では、海外と国内産の判別だけでなく、沖縄・宮崎・台湾間の産地判別も高い精度で可能であった。 |
カテゴリ | さといも 施肥 そば マンゴー |