GISを活用した営農改善システムとテンサイ多畦収穫支援システムの開発

課題名 GISを活用した営農改善システムとテンサイ多畦収穫支援システムの開発
課題番号 2009012848
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
北海道立十勝農業試験場日立ソフトエンジニアリング
日立ソフトエンジニアリング
研究期間 2007-2009
年度 2009
摘要 投入肥料の削減と大型収穫機械の効率的運用を目的として、過去複数年の集荷データに基づくテンサイ、秋まき小麦の生産者別収量・品質マップを作成し、それらの変動要因解析を進め、7月のNDVIとテンサイ収量には有意な相関が認められ、小麦の収穫適期判定用に撮影した衛星データから、テンサイの収量予測ができることを明らかにした。また、モデル地区での土壌断面調査を基にした圃場の断面透排水性総合評価値を考案したが、ほ場によるバラツキが多く、土壌分析による透水性指標などを用いて予測精度を高める必要が認められた。テンサイ多畦収穫機による複数ほ場での作業能率の測定を行い、支援システム構築に向けての作業時間推定アルゴリズムを策定した。また、営農計画に活用し得る圃場管理、土壌情報をGISに組み込み、それらを基に作物生産性、最適施肥量や収量支援を提示する生産診断システムを開発する目的で、ほ場物理性、化学性、生産性、栽培履歴、施肥情報を登録し各項目の適正値との判定結果、土壌診断レーダーチャート、収量の評価グラフおよび総合診断などの営農指導情報を生産診断票に出力するプロトタイプを開発した。GISを利用したテンサイ収穫支援システムでは、作業時間推定アルゴリズムを組み込み、収穫計画の事前シミュレーションが可能であることを検証できた。
カテゴリ 肥料 小麦 収穫機 施肥 てんさい 土壌診断 排水性 圃場管理

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