課題名 | 高標高地域2年3作体系における省力的栽培法の確立と実証 |
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課題番号 | 2009012865 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 長野県農事試験場 |
研究期間 | 2008-2009 |
年度 | 2009 |
摘要 | 大麦での全量基肥は分施体系と比較し生育、収量は同等となり、省力化の可能性が見いだされた。耕うん同時畝立播種は慣行に比べ播種後40日頃までの被度が高く、雑草防除に優位となる可能性があるが、播種工程間の広がりによっては雑草発生増加や減収となるため、平高畝成形板の活用と播種作業工程の見直しが必要であった。また、事前耕起により爪交換面積目安は2.5倍に増加することが確認された。エアーアシスト条播機はより軟らかい代掻き土壌に播種することで3mm程度の実用的な出芽深度が確保され、播種散布幅を10mから5mとすると出芽深度を深められ、現地においても10mm程度の播種深度確保の可能性が示された。平成15年産生産費調査比で、大豆では労働時間は30%以下に削減し、60kg当たり費用は32%削減と優位性が認められ、大麦では資材費等の削減が必要であった。 |
カテゴリ | 病害虫 大麦 雑草 省力化 大豆 播種 |