海外需要に対応した茶の無農薬栽培法と香気安定発揚技術の確立

課題名 海外需要に対応した茶の無農薬栽培法と香気安定発揚技術の確立
課題番号 2009014085
研究機関名 (独)農業・食品産業技術総合研究機構
鹿児島県(農業開発総合センター)
鹿児島県立短期大学
(株)下堂園
研究期間 2007-2011
年度 2009
摘要 (1)既存品種では無農薬栽培下での虫害・病害の特性から「べにふうき」「ゆめかおり」「ゆたかみどり」が有望であると示唆された。一番茶後の浅刈り管理により、無農薬栽培で最も影響の大きい吸汁性害虫の被害をある程度回避できることを明らかにした。さらに、ハダニに対しては有機認証農薬(マシン油乳剤)で対照薬剤並みの防除効果が得られることも明らかにした。クワシロカイガラムシ、炭疽病、輪斑病抵抗性の有望系統「枕崎34号」、「枕崎35号」は無農薬栽培下で秋芽での虫害被害が少なかった。(2)萎凋香緑茶の安定した香味の発揚と、大量生産方法を開発するため、萎凋香の発揚をコントロールできる条件を明らかにした。現地大型工場では、実用化のための生葉管理装置の改良を行った。さらに、品種により萎凋香の発揚が異なることを明らかにした。また、海外と国内で実施した嗜好性調査で、萎凋香緑茶の評価に寄与する因子を明らかにし、価格感度分析により、ヨーロッパ市場での「べにふうき」萎凋香緑茶の適正価格を明らかにした。水色と香味特性による萎凋香緑茶の品質基準を提示した。(3)
カテゴリ 病害虫 害虫 炭疽病 抵抗性 農薬 品種 防除 薬剤

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