DNAマーキングによる栄養繁殖作物の品種・産地判別技術の開発

課題名 DNAマーキングによる栄養繁殖作物の品種・産地判別技術の開発
課題番号 2009014138
研究機関名 (独)理化学研究所
鹿児島県(農業開発総合センター)
(独)農業・食品産業技術総合研究機構
(株)向山蘭園
研究期間 2007-2009
年度 2009
摘要 (1)DNAマーキングにおける「ダメージコントロール」のための重イオンビーム照射を検討するために、核種や低・高LETを変えた条件下で検出された変異情報の収集とその誘発方法の開発を行った。この結果、高感度変異検出の条件を見出し、欠失・塩基置換・挿入・転座による多数の変異検出に成功した。反復配列トラップ技術開発においては、DNAマーク作出の主なターゲットとなるレトロトランスポゾンのうちニホンナシゲノムからcopia、TRIMの塩基配列情報を新たに取得した。また、キク、ランで有効となる長さに改良を加えたRAPDプライマーのデザインを進め、DNAマーク開発の素となるDNA多型の検出を加速化させた。(2)(1)で検証された改良RAPDプライマーを120通り用意し、レトロトランスポゾン由来のプライマー(PBS、ppt配列由来)と共にPCR増幅を行った。キクでは現在育成中の無側枝性系統の特異的DNAマークの作成に至り、「新神」に再照射し低温開花性を付与された「新神2」でもDNA多型検出およびDNAマーク作出に成功した。ラン・シンビジウムの「インザムード」、「プロキオン」、「レッドアンジェリカ」では3系統ずつの変異検出に至り、「インザムード」、「プロキオン」ではDNAマーク開発された系統の大量増殖ステージに入り、マークの保存も確認された。用意した改良RAPDプライマーとレトロトランスポゾンプライマーによる増幅を順次行い、キクでは2,700サンプルほどで6回、ランでは3,600サンプルほどで10回の変異検出頻度であった。ナシでは、DNAマーク開発に必要な新規レトロトランスポゾン情報の収集が進められた。(3)
カテゴリ きく シンビジウム 繁殖性改善 品種

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