課題名 | 寒冷地での夏どりネギ栽培を基幹とした高効率機械化体系の確立 |
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課題番号 | 2009014150 |
研究機関名 |
秋田県(農林水産技術センター) (独)農業・食品産業技術総合研究機構(中央農業総合研究センター) (独)農業・食品産業技術総合研究機構(生物系特定産業技術研究支援センター) |
研究期間 | 2008-2010 |
年度 | 2009 |
摘要 | (1)寒冷地での作期拡大のために本課題で設定した目標「収穫期を1ヶ月程度早めること」は、移植時期が限られる寒冷地でもセル大苗を用いることで可能なことが明らかになり、早期収穫できる播種期、セルトレイの種類、1セル当たりの苗立ち本数、品種の最適な組み合わせを選定した。そして、新たな育苗方式であるセル大苗に対応した移植機、施肥同時溝切り機の試作機を完成させた。また、セル大苗に対応した高効率な移植システムの構築のため、各小課題間で緊密に情報交換を行い、セル大苗育苗、移植機、施肥同時溝切り機の合同テストを積極的に行った。さらに、次年度の実証試験に先立ち、秋田県の現地で実演会を開催した。(2)試作した高効率ネギ調製機2号機は、皮むきと太さ選別の作業を同時に行っても600本/時間の作業能率であり、慣行作業の約2倍の能率であった。また、皮むき時の空気使用量は慣行の皮むき機に比べて約1/2に低減できることを確認した。さらに、皮むきと同時に太さを計測して階級評価を行うため、熟練作業者でなくても正確な階級選別ができるようになった。ネギ調製機2号機の実演検討会では、回転ノズル単体の市販化も含めて早期実用化の要望が出された。 |
カテゴリ | 育苗 機械化体系 市販化 施肥 ねぎ 播種 品種 |