カキ‘西条’の生理障害を防止する系統選抜と栽培技術の開発

課題名 カキ‘西条’の生理障害を防止する系統選抜と栽培技術の開発
課題番号 2009014287
研究機関名 (国)鳥取大学
鳥取県農林総合研究所
島根県(農業技術センター)
(国)島根大学
研究期間 2009-2011
年度 2009
摘要 (1)樹上軟化落果、脱渋後の日持ち性から、軟化対策としての有望系統はNo.2、遠藤および田村Cであった。一方、軟化を引き起こす条件として、土壌乾燥後の過湿があげられるが、乾燥ストレスの指標としてはステムウオーターポテンシャルが適していた。また、軟化に関与する細胞壁分解酵素PGおよびPME遺伝子を特定し、特にPGは軟化時に発現が多かった。着果ストレスによりデンプンおよび糖が低下し、不溶性タンニンの割合は増加し、これらの動きと発芽不良との関連性が示唆され、選抜・予測の指標になるものと考えられた。(2)‘西条’の生育に適したかん水処理は、680t/10a区(1,600L/10a/day)であり、得られた結果を実証試験の成木に適用すると蒸散量は10aあたり1,080L/日から1,980L/日であると推定され、実証試験のかん水処理とよく符合した。
カテゴリ かき 乾燥 栽培技術 生理障害 発芽不良

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