めん用小麦新品種「あおばの恋」の温麺適性の解明と安定供給栽培技術の確立

課題名 めん用小麦新品種「あおばの恋」の温麺適性の解明と安定供給栽培技術の確立
課題番号 2009014291
研究機関名 宮城県古川農業試験場
公立大学法人宮城大学食産業学部
白石興産株式会社
研究期間 2009-2011
年度 2009
摘要 (1)異なる播種期、肥培管理による製粉歩留、良質粉割合などの変動が示され、要因のひとつとしてタンパク質含有率の変動との相関性が示唆された。一方、このタンパク質含有率は、生地やめんの粘弾性や延性に関わるとされるグルテン成分グリアジンの割合との正の相関性が見出された。(2)タンパク質含有率と茹で麺の水分含量には弱い逆相関が、茹で麺の表面の硬さと破断点の硬さには正の相関が見出されるとともに、タンパク質含有率が9%以上で歯ごたえ指標が6を超える傾向が認められた。さらに、製めん性や官能評価の観点からも、タンパク質含有率の高いグループで製めん作業性、茹で伸びに対する特性が優るなど、タンパク質含有率と温麺品質との関係性が明らかとなり、タンパク質含有率が評価指標候補のひとつとして有力と考えられた。(3)赤かび適期防除の徹底に向け、出穂~開花期における発育下限・有効積算温度、および、予想に用いる指標に幼穂長が適当との知見を得るとともに、外観品質の低下要因が成熟期後の降雨であり、低下程度は既存品種と同程度なため適期収穫を徹底すべきとの裏付けを得た。
カテゴリ 小麦 栽培技術 新品種 播種 肥培管理 品種 防除

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