A241 双子葉系原料の変換技術の統合・最適化

課題名 A241 双子葉系原料の変換技術の統合・最適化
課題番号 2009017387
研究機関名 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
帯広畜産大学
研究期間 2009-2011
年度 2009
摘要 双子葉系原料の変換技術の統合・最適化チーム(A240)との連携により、カンショ、バレイショ、シュガービートを原料として用いた発酵試験から発生した蒸留廃液の化学特性および肥料成分分析、窒素無機化特性、ポット試験による植物への施用効果および養分吸収特性の解析を実施した。その結果、pHや蒸発残留物、有機物濃度などに著しい違いは認められなかった。肥料成分については、いずれの廃液も液体肥料として利用可能と判断できるだけの様々な肥料成分を含んでいることが明らかとなった。いずれの廃液も、植物生育にとって重要な3要素(窒素、リン酸、カリ)が比較的高濃度で含まれており、とくにバレイショを原料とする工程から排出された廃液は窒素とカリが多く含まれていた。ビートを原料とする工程から排出された廃液はナトリウムやマンガンなどの成分が多かったが、植物生育に悪影響を及ぼすほどの濃度ではないと考えられた。一方、窒素の無機化・硝化特性は原料によって異なった。小規模ポット栽培試験では、化学肥料と比べて廃液に著しい生育促進効果が認められた。廃液を圃場還元利用することにより、化学肥料の削減が可能となるだけではなく、作物の生育や生理活性などにも影響を及ぼすことが示唆された。
カテゴリ 肥料 かんしょ ばれいしょ

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