成熟期の異なる良食味のカンキツ品種の育成と省力生産技術の開発

課題名 成熟期の異なる良食味のカンキツ品種の育成と省力生産技術の開発
課題番号 2011017550
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,果樹研,カンキツ
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,果樹研,カンキツ
研究期間 2011-2015
年度 2011
摘要 食べやすく、機能性成分を含み、成熟期の異なる良食味のカンキツ品種の育成では、a)「あすみ」(興津58号)及び「みはや」(口之津50号)を県の要望により大幅に早く品種登録申請を行った。b)果樹研興津拠点と口之津拠点において、114組合せから合計13,685粒の種子を獲得した。c)12月に口之津拠点と興津拠点と合わせて1,529個体について果実を調査し、新たに14個体を注目個体として予備選抜し、263個体を淘汰し、1,252個体を継続調査とした。加工専用樹園地での主要作業時間2割以上削減可能な省力・低コスト安定生産技術の開発では、a)加工専用候補品種「かんきつ中間母本農6号」の苗木は、枝の切り戻し回数が少ないと徒長傾向が助長され、早期収量確保に必要な母枝数を確保できない傾向にあることを示した。b)「かんきつ中間母本農6号」は、1か月程度の早期収穫でも適熟収穫とカロテノイド、フラボノイド含量に大きな差がないこと、また果肉のβ-クリプトキサンチン含量はウンシュウミカン並みで、貯蔵後に果肉のβ-クリプトキサンチンとヘスペリジン含量は大きく増加することを確認した。
カテゴリ 温州みかん 加工 機能性成分 低コスト 品種 良食味 その他のかんきつ

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