課題名 |
1.森林の多面的機能発揮のための研究開発 (2)道民生活環境を守る森林管理技術の研究と開発 土地改変地における植栽木衰退の診断技術の高度化に向けた基礎的研究 |
研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構森林研究本部林業試験場(森林研究本部を含む)
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研究分担 |
環境グループ
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研究期間 |
新H22~24 |
年度 |
2010 |
摘要 |
目的:森林造成は通常の森林整備事業等の林地以外でも実施されているが、これら林地以外の植栽地は通常の林地に比べ植栽条件が悪い。近年、環境意識の高まりから森林再生をシンボルとしたボランティアやCSR(企業の社会的責任)による森林づくり活動の事例が増加するにつれ、同様な立地で植栽木が健全に生育せず枯死・衰退しているとの現場からの多くの技術相談が寄せられ、課題が顕在化しつつあるが、このような課題に応えた研究例は海外を含めても少ないため、対策を立てる際の根幹となる衰退原因の判断材料がなく、各現場ではこれまで試行錯誤で対処してきたのが現状である。森林造成による環境保全や道民生活の安全確保という目的を確実に達成するため、衰退原因を現場レベルで的確に診断する技術を早急に確立することを目的とする。 計画:(1)生理学的ストレス付加実験、(2)現地植栽試験、(3)不成績造林地の現況調査、(4)診断マニュアル暫定版の作成
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カテゴリ |
管理技術
診断技術
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