| 課題名 |
新規需要米栽培・加工適性試験(平21~23,事業研究・農林水産政策室) |
| 研究機関名 |
宮城県古川農業試験場
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| 研究分担 |
水田利用部・作物育種部
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| 研究期間 |
継H21~23 |
| 年度 |
2010 |
| 摘要 |
目的:県内における食料自給率を向上させるため,県内の水田転作面積の約2割を占めている不作付地に対し,水田機能を活かした転作作物として有効な新規需要米(米粉用米,飼料用米)の生産を拡大し,水田等の農地を最大限に活用する必要がある。米粉用米では,多収穫専用品種の選定や低コスト生産技術,及び製パン・製麺の加工適性が,確立されていない。また,輸入小麦の代替原料として,需要拡大が期待されるが,割高のため実需には十分に結びついていない。そこで,多収穫専用品種を選定し,低コスト生産技術を確立するとともに,米粉の特性及び加工適性について検討する。 成果:1)現地栽培実証試験「東北189号」は,「まなむすめ」と比較し多収性と耐倒伏性が確認された。外観品質はほぼ同 程度であったが,登熟は遅く,食味はやや劣った。出荷調整時における篩目は生食用の場合通常の 1.9mmが妥当であるが,米粉用の場合1.7mm以上1.9mm未満の使用でより生産量が向上すると思 われる。また,籾いもちの発生は1穂籾数が多いためであると考えられ,今後の発生に注意が必要 と思われる。 2)場内試験 5/1移植,栽植密度50株/坪が倒伏が少なく収量が安定して得られると思われる。施肥量にお いては,生食の場合食味を勘案すると0-0-0で,米粉用米の場合登熟歩合を重視すると0-2-2,2-0-0 が適していると考えられた。
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| カテゴリ |
加工適性
出荷調整
需要拡大
飼料用米
水田
施肥
多収性
低コスト
品種
良食味
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