課題名 | 塩水浴によるボケ病治療技術開発試験 |
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研究機関名 |
栃木県水産試験場 |
研究分担 |
水産技術部 |
研究期間 | 完H19~H22 |
年度 | 2010 |
摘要 | 目的:養魚場で頻発するアユの通称”ボケ病”による被害を軽減するため、治療技術を確立する。 成果:日本獣医生命科学大学、東京海洋大学と共同研究を行い、アユの通称”ボケ病”がウイルス性疾病であることを明らかにし、その病徴から「異型細胞性鰓病」の病名を提案した。診断技術及び塩水浴による治療技術を開発し、県内養殖生産者に周知した。また、「異型細胞性鰓病診断・治療マニュアル」を作成し、(社)日本水産資源保護協会が全国の魚病検査機関に配布した。 問題点:作成した治療マニュアルにしたがった治療の効果について、生産現場におけるモニタリングを継続し、治療マニュアルの検証、必要に応じた修正を加えていく必要がある。 |
カテゴリ | 診断技術 治療技術 モニタリング |