課題名 | ナシ根域制限栽培による品質・生産性の向上 |
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研究機関名 |
財団法人東京都農林水産振興財団東京都農林総合研究センター |
研究分担 |
園芸技術科 |
研究期間 | 新H22~26 |
年度 | 2010 |
摘要 | 「ナシ盛土式根圏制御栽培法」において,都内主力品種を栽培した場合の効果や問題点を明確にし,操作が簡易で安価な灌水システムを作り,都内ナシ栽培の現状に適した根域制限栽培システムの開発を行う。ここでは定植2年目の各品種の生育状況と慣行法における収穫1年目の収量・果実品質について調査を行った。新梢の伸長量は「豊水」を除くすべての品種において新システムで旺盛な生育となった。長さ50cm以上の側枝の本数は品種によりばらつきがみられた。慣行法における収穫1年目の収量・果実品質調査を行った。夏期の異常な高温・乾燥により,果実の肥大が抑制され,全ての品種において小玉果となった。今後は新システムにおける収量・果実品質,短果枝の着生などについて継続して調査し,都内主力品種を栽培した場合の効果や問題点の明確化,経済性などを含めた総合的な評価を行う。 |
カテゴリ | 乾燥 根圏制御 栽培技術 品種 |