里山林の整備目標に応じた管理技術の確立

課題名 里山林の整備目標に応じた管理技術の確立
研究機関名 富山県農林水産総合技術センター
研究分担 森林研究所 森林資源課
研究期間 継H19~23
年度 2010
摘要 目的:里山林整備事業地内に試験地を設け、実施される施業効果のモニタリングと、事業を効率的に進める評価検証システムの確立する。 成果:評価検証システムの作成(現地調査結果のデータベース化)と目標林型に誘導する管理技術の確立(広葉樹林・竹林)に関する調査および収量密度図の改良を行った。 整備作業が行われた広葉樹林では作業による攪乱の効果が継続していた。カタクリ個体数は若干増加した。南砺市能美の全てのプロットでタケ類が復活し繁茂していた。このままの管理が続けば整備前の状態に戻る可能性がある。砺波市寺尾の竹林皆伐跡地では順調に広葉樹林化が進行していた。 収量密度図の調整に供した林分の林齢は5~22年生、材積は0.1~170.1 m3/haであり、10年生で30m3/ha、20年生で100m3/ha程度であった。生活型を大高木種とその他に区分して、資料ごとに大高木種の胸高断面積割合(MM率)を求めた。MM率は0~99%まで大きくばらついたが、林分材積が大きくなるほどMM率が高くなる傾向があった。
カテゴリ 管理技術 くり データベース ばら モニタリング

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる
S