課題名 |
ウメ生産者の所得を上げる枝物花木生産技術の確立 |
研究機関名 |
福井県園芸試験場
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研究分担 |
花き ウメ
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研究期間 |
継H21~25 |
年度 |
2010 |
摘要 |
目的:ウメ生産者の所得向上を図るため、花ウメ市場に向けた枝物花木生産技術を確立する。 ・ウメ青枝貯蔵技術の検討 紅サシの青枝を10月14日~12月2日まで1週間おきに収穫し、水道水貯蔵では10月21日以前の収穫では開花する青枝はなかった。 同じく、紅サシの青枝を10月14日~12月2日まで1週間おきに収穫し、水道水貯蔵では10月28日は0.05花/1枝と開花が少なく、11月11日以降に収穫したものは、1.4~2.8花/1枝開花した。 ウメ青枝を貯蔵する活け水の種類を検討した結果、ハイフローラBRCが活け水の吸水量が多く、開花数は3.8花/1枝と多かった。 ・高接ぎ更新の検討 紅サシを台木にした高接ぎ(芽接ぎ)の活着率(平成22年度)は0~45.5%であった。 ・花ウメ品種の検討 苗木定植(定植1年目)による花ウメ7品種では開花は八重寒紅>月影>大盃>道知辺>玉牡丹>冬至>紅千鳥の順で早かった。しかし、定植2年目では、開花は八重寒紅>大盃>玉牡丹>冬至>月影>道知辺> 紅千鳥の順で早かった。
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カテゴリ |
うめ
栽培技術
台木
高接ぎ
品種
保存・貯蔵
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