課題名 | 輸出向けモモ果実におけるモモシンクイガ防除対策1,発生実態の解明(1)フェロモントラップによる発 生調査 (2)モモシンクイガの発育と被害症状の発現 |
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研究機関名 |
山梨県果樹試験場 |
研究分担 |
病害虫科 |
研究期間 | 継(H20)~(H22) |
年度 | 2010 |
摘要 | (1)昨年に引き続き笛吹市御坂町、春日居町のモモ産地において広域に多数のトラップを設置し、モモシンクイガの発生状況を調査した。御坂町は昨年と同様に誘殺数が多かった。春日居町は昨年は平坦地の誘殺は少なかったが、今年は増加した。今後の発生に注意が必要である。 (2) 27.5℃、25℃、22℃における卵期間は約6、8、9日であった。27.5℃では幼虫食入6日後(産卵12日後)には果実表面に黒いアザのような症状が認められ、幼虫の体長は4.8~6.0mmであった。25℃ では産卵13日後にはわずかに果面に症状が見られ、幼虫の体長は1.9~2.9mmであった。 |
カテゴリ | フェロモン 防除 もも 輸出 |