高品質干し柿の省力化安定生産システム並びに新商品の開発 1.良質な干し柿となる原料果実の品質評価と選別方法の確立に関する研究開発 (1)原料果実の品質の評価と乾燥条件の決定 (2)原料果実の選別方法の確立

課題名 高品質干し柿の省力化安定生産システム並びに新商品の開発 1.良質な干し柿となる原料果実の品質評価と選別方法の確立に関する研究開発 (1)原料果実の品質の評価と乾燥条件の決定 (2)原料果実の選別方法の確立
研究機関名 長野県南信農業試験場
研究分担 栽培部
研究期間 完H21 ~22
年度 2010
摘要 目的:気熱式減圧乾燥における良質な干し柿となる原料果実の品質を評価する。色相が良好で、且つ硬度が高い原料果実の非破壊選別技術を確立する。 成果:原料果実の重量によって干しあがりのサイズや硬さに差がみられた。また、糖度が高いほど干し柿の歩留まりが高くなり、乾燥には時間がかかる傾向がみられた。品質の良い干柿製造には、カラーチャートにより橙色と判断された原料果実を用いることの重要性が再確認され、加えて、糖度18%を超える果実を使用することでより品質の高い柿を製造することが可能と考えられた。歩留まりをあげるためには、重さ、果皮色、糖度など原料果実の品質により選別をおこない、乾燥時間など気熱式乾燥の条件を変更する必要があることが明らかになった。原料果実を果皮色によって選別し、果皮色の進んだ果実を先に剥皮することで剥皮率が向上する可能性が示された。果皮色の判定精度は、カラーチャートの形態によって異なることが明らかとなり、精度と作業性のよいカラーチャートの形態が示された。原料果実の溶性固形分含量が多いほど、歩留まり、粉の出がよく、ヘタ部の黄変が少ない傾向が明らかとなった。
カテゴリ カラー 乾燥 省力化

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