課題名 | 温暖化に対応し得る水稲・園芸作物の栽培技術の確立 |
---|---|
研究機関名 |
滋賀県農業技術振興センター |
研究分担 |
花・果樹研究部果樹担当 |
研究期間 | 継H21~22 |
年度 | 2010 |
摘要 | 夏期の高温によりブドウ着色不良の多発が予測されることから、特に本県で栽培の多い赤色大粒系ブドウについて、着色向上技術の検討を行う。また、果皮着色に影響されない黄緑色系ブドウの導入を図るため、その高品質生産技術について検討する。 さらに、温暖化によりカンキツ類栽培適地が北進することを見越して、本県での適応性ならびに栽培管理技術について検討する。 黄緑色系ブドウ‘ハニービーナス’は、開花前にストレプトマイシン処理を行い、第1回目ジベレリン25ppm、第2回目ジベレリン25ppmにフルメット液剤10ppmを加用し、着粒数を40粒にすることで、房型が良くなり商品性が向上することを成果報告した。カンキツ類については、ウンシュウミカンをはじめとする12品種を露地および雨除けハウス内に植栽し、幼木期における生育状況等(特に耐寒性)を検討した。温州ミカンの落葉率は、全般的に低かった。また、不織布で被覆し防寒することで落葉は抑えられることがわかった。 |
カテゴリ | 温州みかん 高品質生産技術 栽培技術 水稲 耐寒性 品種 ぶどう その他のかんきつ |