果樹の樹体ジョイント仕立てを核とした省力、低コスト栽培システムの開発

課題名 果樹の樹体ジョイント仕立てを核とした省力、低コスト栽培システムの開発
研究機関名 広島県立総合技術研究所農業技術センター
研究分担 果樹
研究期間 継H21~24
年度 2010
摘要  定植時にかかる費用を削減するために,主枝長のより長い大苗を育成する管理方法を検討した。発芽期に苗木頂芽にジベレリンペースト剤を塗布し,主枝となる部分の副梢を2葉摘心で管理することで,新梢長が有意に大きくなり,328~361cmの大苗を育苗できることが明らかとなった。一方で,光反射シートの通路部への敷設は主枝の伸長を抑制することも明らかとなった。  定植1年目におけるモモジョイント仕立てでは,対照とした一文字形整枝と比較して,密植となることにより10aあたりの収量が多くなり,樹冠面積も大きくなることから,成園化が早くなる傾向があることが明らかとなった。また,新梢発生が多く秋季せん定量も多くなることから,樹勢が強い傾向であると考えられた。  棚のコストは生産者にとって大きな負担となるため,コストの少ない棚の開発を試みている。新たに設計した棚に模擬果実を着果させ,棚の強度を検討した結果,2tの果実を着果させた場合に,棚線の下垂を考慮すると中柱間隔は8mより短くする必要があり,端柱はT字連結型よりも鳥居型とした場合に強度が保たれると考えられた。
カテゴリ 育苗 コスト 栽培技術 樹体ジョイント 低コスト栽培 もも

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