課題名 |
タバココナジラミにより媒介される新規ウリ科野菜ウイルス病統合型防除技術体系の開発 |
研究機関名 |
佐賀県農業試験研究センター
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研究分担 |
病害虫農薬
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研究期間 |
継H21~23年度 |
年度 |
2010 |
摘要 |
目的:ウリ類退緑黄化病に対する効果的な防除対策を確立するため、(1)早期診断・発病予測 技術、(2)感染圧低減技術、(3)感染・発病抑制技術を組み合わせた統合防除技術体系につ いて検討する。 成果: (1)CCYVを保毒したタバココナジラミの圃場への進入経路を検討した結果、防虫ネットの被覆が行われていないハウス谷部から侵入した後施設内で増殖し、CCYVを伝搬していると思われた。 (2)野外の家庭菜園のカボチャでCCYVの感染が確認され、夏季の伝染源となる可能性が考えられた。(3)平坦部抑制キュウリ10圃場において、退緑黄化病の初発が早く、タバココナジラミの急増期(9月中下旬)に発病株が認められる圃場や防虫ネットの目合いが大きい圃場で本病が多発生する傾向が認められた。 (4)山麓部は平坦部に比べ野外のタバココナジラミの発生量が少なく、退緑黄化病の発生も少ないことを明らかとした。
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カテゴリ |
病害虫
かぼちゃ
きゅうり
タバココナジラミ
防除
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