飼料用米、大麦、製茶加工残さの混合給与とその粉砕粒度の違いが暑熱環境下の肥育豚の肉質に及ぼす影響

課題名 飼料用米、大麦、製茶加工残さの混合給与とその粉砕粒度の違いが暑熱環境下の肥育豚の肉質に及ぼす影響
研究機関名 佐賀県畜産試験場
研究分担 中小家畜部
研究期間 新22~26
年度 2010
摘要 <目 的>・飼料用米や麦の栄養特性と製茶残さ等の国内で生産される低利用資源を有効に活用して、肥育豚の暑熱ストレス低減技術を開発し、生産性の向上を図る。 <計画>・肥育豚への飼料用米、麦および茶葉の最適添加形態の検討・肥育豚への飼料用米、麦および茶葉の最適添加量および給与期間の検討・良質豚肉生産方式の実証・マニュアルの策定 <期待される効果>・暑熱ストレスの影響による夏季の豚肉生産性低下を抑制して生産性の向上につながる。・地域未利用資源を利用して、地域の特色ある豚肉生産を推進することで地域の活性化につながる。 <得られた成果>・ 日増体量および飼料要求率等の発育成績は、いづれの試験区でも市販飼料のみ給与した対照区と同等の結果が得られた。・枝肉形質では、背脂肪厚(背)が対照区と比較していづれの試験区でも有意に薄くなることが確認された。・ 肉質形質では、保水力、加熱損失等の物理性状や肉色は試験区間に差が確認されず、試験区は対照区と同等の成績が得られた。・脂肪内層中の脂肪酸組成では、試験区2が他の区と比較して飽和脂肪酸含有率が減少し、不飽和脂肪酸ではC18:1が増加し、C18:2が減少する傾向にあった。ロース肉中の遊離アミノ酸含量でも、試験区2が他の試験区と比較して旨み成分である Gln、Ala、GlyおよびTau含量が増加した。 <残された問題点>・肥育豚への飼料用米、麦および茶葉の最適添加量および給与期間の検討・良質豚肉生産方式の実証・マニュアルの策定
カテゴリ 大麦 加工 飼料用米 未利用資源

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