課題名 | 乳牛へのバレイショ給与技術の確立 |
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研究機関名 |
長崎県農林技術開発センター |
研究分担 |
大家畜研究室 |
研究期間 | 継H21~23 |
年度 | 2010 |
摘要 | (1)バレイショを利用した乳牛用飼料の調製方法の検討と飼料価値の評価 規格外バレイショを安定的に飼料利用するため、サイレージ化による保存方法を検討した。バレイショを他の飼料と混合して水分調整し、一定の密封貯蔵期間を経てサイレージ化し、発酵品質等を調査した。その結果、貯蔵期間の比較では、42日間貯蔵したものは、21日間貯蔵したものと比較して、開封後の腐敗が進行しにくいことが示唆された。また、水分調整用飼料としてビートパルプを単体で用いたものや、TMRサイレージとしたものでは、発酵品質が良好であった。 (2)乳牛へのバレイショ給与が乳量・乳成分と生乳の風味に及ぼす影響の調査 バレイショサイレージを原物で5割給与しても風味への影響はなかった。引き続き、生産性への影響を調査する。 |
カテゴリ | 乳牛 ばれいしょ |