中ヨークシャー種豚における輸入トウモロコシの飼料用米と規格外カンショによる代替給与技術の開発

課題名 中ヨークシャー種豚における輸入トウモロコシの飼料用米と規格外カンショによる代替給与技術の開発
課題番号 2011018417
研究期間 2010-2014
年度 2011
摘要 中ヨークシャー種 32頭(去勢雄4頭・雌4頭/区)を用いた。供試豚は単飼とし、体重70kgから110kgまで次の4区の試験飼料を給与した。(1)飼料用米75%区、(2)飼料米65%+カンショ10%区、(3)カンショ10%+トウモロコシ65%区、(4)トウモロコシ70%区(対照区)を設けた。玄米(千葉県産べこあおば)と乾燥カンショはいずれも2mm以下に粉砕後配合した。                                                                                                      結果は、発育成績、産肉成績、肉質成績では、飼料による差はみられなかった。背脂肪内層の脂肪酸組成は、リノール酸の割合が飼料用米75%区、飼料用米65%+カンショ10%区が低い値を示した(p<0.05)。背脂肪内層の融点は、飼料用米75%区、カンショ10%区が高い値を示した(p<0.05)。以上の結果から、飼料用米50%+カンショ20%、飼料用米65%+カンショ10%の飼料は発育・肉質ともにトウモロコシ70%区と比べて遜色なく、トウモロコシの代替として、十分に利用可能である。
カテゴリ かんしょ 乾燥 飼料用米 とうもろこし

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