課題名 | 未利用バイオマス資源を有効活用した肉豚の生産技術の確立 |
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研究機関名 |
地方独立行政法人青森県産業技術センター畜産研究所 |
研究分担 |
中小家畜・シャモロック部 |
研究期間 | 完H19~23 |
年度 | 2011 |
摘要 | 目的:県内で多種、多量に発生している農水産物等由来の残渣について、資源の未乾燥利用が可能な液状給餌方式による飼養技術を確立し、飼料資源の安定確保と飼料費の低減を図る。 、計画:(1)資源及び液状飼料の保存性と嗜好性の検討、並びに子豚の発育に及ぼす影 、 響 、期待される成果:飼料原料の安定確保と飼料費の低減、飼料自給率の向上及び未利用資源が有効活用され、産業廃棄物の削減が図られる。 、得られた成果:(1)ナガイモ屑と当量の水を混合し、乳酸菌とサイレージ調整剤を添加して、液状発酵飼料を作り、室温でI週間保存が可能であった。(2)3週齢離乳子豚に給与した結果、市販配合飼料と同等の発育成績が得られた。(3)9週齢時の子豚血漿を用いて臨床科学分析値を比べると、液状飼料給与区では総タンパク質の値が高くなる一方で、BUN、AST,ALT,LDHの値が有意に低くなり、生体への負荷が軽くなることが判明した。 、成果の受け渡し先:県の普及する技術・指導参考資料に掲載し、普及に移す。 |
カテゴリ | 乾燥 サイレージ調製 豚 未利用資源 |