転換畑大豆の収量と品質を向上させる新たな生産技術の開発  、 (1)新たな播種技術と越冬性有機物の施用による地力増進技術の開発

課題名 転換畑大豆の収量と品質を向上させる新たな生産技術の開発  、 (1)新たな播種技術と越冬性有機物の施用による地力増進技術の開発
研究機関名 山形県農業総合研究センター
研究分担 土地利用型作物部
研究期間 継22~24
年度 2011
摘要  大豆の生産性向上を図るため、飼料米-大豆輪作体系や有機物施用と深層施肥による地力増強、難防除雑草の抑制技術の確立、新品種を組み入れた新作付体系の構築を行う。
、 深層施肥を施した区では、7月6日時点から生育が大きくなったが、9月上旬の台風の影響で早期に落葉が始まり、子実重も25kg/a前後と低迷した。子実重はペレット状石灰窒素>LP100>尿素>無処理の順となったがその差は小さく、早期落葉で正常な登熟に至らなかったため、肥料の効果は判断できなかった。
、 農総研試作機とM社試作機の2機種の小畝立て深層施肥播種機の比較をしたところ、M社試作機は、作業速度を抑えた分圃場作業量はやや低いものの、小畝立て用の整形板を装着しているため農総研試作機よりも砕土率が高く、きれいな畝を形成できる。また、両機間に大豆の生育差は見られなかった。
、 小畝立て深層施肥播種に対するディスク式中耕除草機の適応性について、作業速度1.10~1.26m/sの条件で作業した結果、圃場作業量は66.9~74.8a/hとなり、対照の中耕ロータ(正転ロータ、逆転ロータ)による培土作業と比べて3倍の能率であった。また、ディスク式中耕除草機は土壌が乾燥した条件で培土した場合、土壌の固相率や培土形状、大豆生育において中耕ロータとの差は小さいと判断された。
カテゴリ 肥料 病害虫 乾燥 除草機 新品種 施肥 大豆 難防除雑草 播種 輪作体系

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる