水稲新品種育成試験

課題名 水稲新品種育成試験
研究機関名 富山県農林水産総合技術センター
研究分担 育種課
農業バイオセンター
研究期間 継T11~
年度 2011
摘要  人工交配を変異源とする系統育種法により実施した。系統選抜は、熟期、収量、玄米外観品質、食味官能値を主な選抜形質として選抜を行い、昨年までの結果から有望と考えられた系統は、生産力検定および特性検定に供試した。生産力検定は、普通移植区(5月中旬)、早期移植区(4月下旬植え)、直播区(4月下旬播き)を設けた。葉いもち圃場抵抗性、穂いもち抵抗性、障害型耐冷性、穂発芽耐性、高温登熟性、低温土中出芽性については、人工的にストレス条件を作り出し、特性を調査した。
、 試験の結果、「富山赤78号」(コシヒカリの遺伝背景をもち、玄米色が赤色でふせん色をもつ)を有望系統として選抜した。また、極早生で玄米外観品質および食味が優れる系統「富山79号」およびコシヒカリの遺伝的背景をもち玄米外観品質が極めて優れる系統「富山80号」を育成した。
、 「密陽23号」に由来する、米糠に含まれる機能性ビタミンE(トコトリエノール)を高生産する遺伝子を導入することで、多収トコトリエノール高生産イネとトコトリエノール高生産のコシヒカリについてそれぞれの有望系統を選抜した。
カテゴリ 育種 機能性 新品種育成 水稲 抵抗性 良食味

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