課題名 | 酒造米および有色素米の栽培と利用に関する研究 、(1)酒造米に関する研究 、1)平坦地用品種 、 、 、 、2)中間地用品種 、 、 、 、3) 生育ステージの予測と酒造特性の簡易検定法 、 、 、 、(2)有色素米に関する研究 、1)作期試験 、 、 、 、 、 、2)刈取適期 |
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研究機関名 |
山梨県総合農業技術センター |
研究分担 |
作物特作科 岳麓試験地 |
研究期間 | 完21~23 |
年度 | 2011 |
摘要 | 、 、 、 「吟のさと」は6/1移植で収量、品質ともに優れた。また、基肥8kg/10a施用時には、穂肥は幼穂長20mmの時期に2kg/10a施用することが適当と考えられた。 、 「夢山水」は増肥により、穂数、総籾数は増加する傾向が認められたが、収量に大きな違いは認められなかった。「夢山水」では目標収量540kg/10a以上、玄米タンパク質含有率7%以下および倒伏程度3以下を満たすための幼穂形成期の生育指標値は1200程度と考えられた。 、 年次や移植時期の違うデータを用い酒造米の生育予測モデルの変数を品種ごとに算出した。出穂後20日間の日平均気温とアルカリ崩壊性の間に負の強い相関が認められた。品種の違いによる差は小さくいずれの品種も気温が高くなると崩壊性は低くなった。 、 「西南赤糯137号」は収量性などから基肥5kg/10a+穂肥4kg/10aを基本とすることが望ましいと考えられた。粒厚選別の篩目は1.7mmにすることで慣行の1.8mmと品質はそのままで玄米収量が2%増加した。「緑万葉」は基肥5kg/10a+穂肥2kg/10aが適していると考えられた。粒厚選別の篩目は1.7mmにすることで玄米収量は4%増加した。 、 「西南赤糯137号」の刈取適期は収量構成要素、玄米色差値、機能性評価、炊飯適性の結果から、積算日平均気温が900℃程度であると推察され、穂の帯緑色籾率が20%の頃を目安とする。「緑万葉」の刈取適期は収量性と玄米色差値から、積算日平均気温が800~900℃であると推察された。 |
カテゴリ | 簡易検定法 機能性 生育予測 品種 |