施設果樹の新環境制御システムの開発 、1各種環境制御機器の効果的利用方法の開発と実証 、

課題名 施設果樹の新環境制御システムの開発 、1各種環境制御機器の効果的利用方法の開発と実証 、
研究機関名 山梨県果樹試験場
研究分担 生食ブドウ栽培科
研究期間 継(H22)~(24) 、継(H22)~(23)
年度 2011
摘要 (1)各種環境調節機器の効果的利用方法の開発
、現状の複合環境制御装置とユビキタス環境制御装置でのハウス内環境を比較した。現状では、換気扇と天窓を独立制御できないなどの課題もあるが、ほぼ同等の環境制御ができるものと判断した。
、(2)現地ハウスの温湿度環境の把握
、 現地手動換気ハウス、自動換気ハウスと果樹試験場内のハウスでの温湿度環境を比較した。ブドウでは、超早期加温栽培において調査した。現地ハウスでは、目標夜温より高い温度での栽培が多い傾向であった。一方、手動換気では昼温の確保が難しい傾向があり、果粒肥大不足のひとつの原因と考えられた。また、昼夜を通して高湿度となっているハウスもあり、着色や果粉に影響を与えていると考えられた。モモの現地ハウスでは、ハウス内の温度ムラが大きい傾向が見られた。また、ハウス上部では時折目標温度以上の高温環境が出現しており、品質低下や障害発生の危険性もあると考えられた。
、(3)施設園芸用ヒートポンプの実証試験
、果樹試験場内ハウス(5a)での5馬力ヒートポンプを導入した際の重油消費削減効果を検討した。対照ハウスと比較し、重油削減率は78%であった。ランニングコストの削減は、重油価格が80円/Lの場合、約18万円であった。しかし、ヒートポンプ導入ハウスでは、設定温度より温度がやや不足する傾向があった。
、(4)電球型LED電照の夜間電照による果粒肥大効果の確認
、 巨峰系品種の超早期栽培において、電球型LEDの設置数の検討を行った。検討した範囲では、設置数が多いほど果粒肥大は促進されたが、果粒肥大効果を期待しつつ超早期作型の有利性を確保するには、30~40個/10a程度の設置が適していると考えられる。
、(5)ブドウハウスにおける結露防止に向けた基礎調査
、 結露は晴天日の朝方、7:30~9:00頃発生しやすかった。晴天日は、7:00頃から保温カーテンを開放し、必要に応じて加温機を運転することで、結露の発生を減少させる可能性が示唆された。
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カテゴリ 環境制御 コスト 施設園芸 ヒートポンプ 品種 ぶどう もも

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