省力・環境負荷低減型防除技術の開発 、1 省力的な薬剤処理技術

課題名 省力・環境負荷低減型防除技術の開発 、1 省力的な薬剤処理技術
研究機関名 山梨県果樹試験場
研究分担 病害虫科
研究期間 継(H22)~(H26) 、継(H22)~(H26)
年度 2011
摘要 (1)ブドウの害虫に対する樹幹塗布の防除効果
、ダントツ水溶剤、ディアナWDGは、長梢栽培、短梢栽培すべての区において、被害軸率、被害度ともに高く防除効果は認められなかった。葉中の成分分析においても、ほとんど認められなかった。これらのことから、本試験で処理した薬剤は、新梢への移行がほとんどなく、防除効果も認められなかったものと考えられる。
、(2)モモの害虫に対する樹幹塗布の防除効果
、モモハモグリガ第1世代幼虫に対する効果は、処理区の100葉当たりの生幼虫数は多く、生幼虫数/産卵痕数は無処理区と同程度で高く、防除効果は認められなかった。モモハモグリガ第2世代幼虫に対する効果は、処理区では無処理区に比べ生幼虫数が少なく、防除効果が認められたが効果は低かった。
、(3)薬剤のジベレリン混用浸漬処理による病害防除
、ナリアWDGおよびS-8585水和剤を供試して、ジベレリン混用浸漬処理による晩腐病の防除効果について調査した。ナリアWDG区では、ジベレリン単用区と比較し高い防除効果が認められた。S-8585水和剤処理区ではジベレリン単用区と比較すると防除効果は認められたが、ナリアWDGと比較して防除効果はやや劣った。
、(4)殺虫剤の果房浸漬によるチャノキイロアザミウマの防除
、チャノキイロアザミウマの発生は多く、多発生条件下での試験となった。ディアナWDGが被害軸率がやや低く、被害度も軽微なものが多く、防除効果が高かった。
カテゴリ 害虫 環境負荷低減 ぶどう 防除 もも 薬剤

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