| 課題名 | 乳牛に関する素材開発研究 、 |
|---|---|
| 研究機関名 |
長野県畜産試験場 |
| 研究分担 |
酪農肉用牛部 |
| 研究期間 | 継H20~24 |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | (1)自給飼料多給による高泌乳牛飼養管理技術の確立 、目的:高泌乳と長命連産性を両立しうる飼料構成は、高栄養でありながら、しかも粗飼料割合が高い組み合わせであると考えられる。そこで、高消化性スーダン型ソルガムサイレージとトウモロコシサイレージをベースにした飼料の特性を評価する。 、成果:泌乳前期の乳牛にトウモロコシサイレージを基本飼料とし、涼風サイレージをチモシー乾草の1/3あるいは2/3代替した自給飼料多用型発酵TMRを自由採食することで、泌乳成績・体重の推移および飼料摂取状況等からエネルギーの過不足もなく、正常な牛体生理のもとで飼養管理が行えると考えられた。 、(2)乳牛の繁殖管理技術 、目的:乳房炎の発生は生産性及び繁殖性低下の大きな要因となっていることから、乳房炎発生の原因となる搾乳衛生の適正な方法を検討する。 、成果:乳頭清拭専用布タオル専用の塩素系アルカリ洗剤の高い除菌効果が確認されたことから、本剤を用いて洗濯した布タオル(清浄布タオル)による乳頭清拭法を検討した。その結果、ペーパータオルに比べ除菌効果が高いこと、清浄布タオルと従来の乳頭清拭法との組合せにより、安定した高い除菌効果が得られた。 、(3)乳牛の育成に関する試験 、目的:早期の授精・受胎を目的として哺育期の発育を促進させる飼養管理技術を実証し発育に及ぼす影響について検討する。 、成果:高蛋白・低脂肪の代用乳の給与はホルスタイン雌子牛の増体を促進し、生後3ヵ月齢で試験区の増体量は対照区に比べ1.17倍で、飼料効率は0.68と良好であったが、体高は対照区と同等の発育を示した。 、(4)乳牛における情報活用技術 、目的:牛群検定成績は解りづらく県内酪農家は十分に活用できていない。そこで、飼養管理の改善に役立つよう、飼養体系を考慮し、見やすく解りやすい検定成績加工情報の開発をおこなう。 、成果:これまで開発した「乳房炎の推定感染率の推移」、「平均日乳量と平均搾乳日数の推移」、「月毎の分娩頭数の推移」および「産次別の経産牛頭数の推移」の加工情報に加え、「慢性乳房炎感染牛をスクリーニングするための情報」を開発した。これら情報を活用することで、個々の牛群における問題点を概ね推察できる。 |
| カテゴリ | 加工 管理技術 飼育技術 飼料効率 ソルガム トウモロコシサイレージ 乳牛 繁殖性改善 |