農産物直売需要に対応する切り花のつぼみ期収穫特定日開花調節技術の開発

課題名 農産物直売需要に対応する切り花のつぼみ期収穫特定日開花調節技術の開発
研究機関名 兵庫県立農林水産技術総合センター
研究分担 農業技術センター農産園芸部
研究期間 継H22~24
年度 2011
摘要 目的:切り花を需要日(特定日)にピッタリ出荷するための収穫後開花調節技術を開発し、販売先でのロス率を低下させる。
、成果:トルコギキョウは、開花液としてショ糖(2~3%)あるいはオリゴ糖(4%)+イソチアゾリン系抗菌剤の組成を明らかにした。開花処理に適したつぼみの成長程度は、第2花着色期以降であった。ユリでは、開花液としてショ糖(3%)+8HQS(200ppm)+ジベレリン(10ppm)の組成を明らかにした。開花処理に適したつぼみの成長程度は、第1花つぼみ長5cm以上であった。ナデシコでは、開花液としてショ糖(2%)+8HQS(200ppm)+STS(前処理で0.1mM、24時間)の組成を明らかにした。小ギクでは、開花液としてショ糖(3%)+8-ヒドロキシキノリン硫酸塩(8-HQS、200ppm)+チオ硫酸銀錯体(STS、0.03μmol)の組成を明らかにした。バラでは、開花処理液としてショ糖(2%)+イソチアゾリン系抗菌剤の組成を明らかにした。開花処理に適したつぼみの成長程度は萼開裂期であった。ストックでは、ショ糖(2%)+イソチアゾリン系抗菌剤の組成の開花液で正常開花を認めたが、慣行切り花と比較してやや日持ち性に問題があった。開花処理に適したつぼみの成長程度は第1花開花直前であった。輪ギクでは、小ギクの開花液により正常開花を認めた。開花処理に適したつぼみの成長程度は小ギクと同様であった。


カテゴリ 出荷調整 ストック トルコギキョウ なでしこ ばら ゆり

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