課題名 | 夏季の気象変動に対応したももの品質安定技術の開発 |
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研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター農業研究所 |
研究分担 |
果樹 |
研究期間 | 中止(H22~H23) |
年度 | 2011 |
摘要 | 1.成熟異常の原因究明 、「清水白桃」の成熟10日~20日前の最高気温が35℃以上になると果実のエチレン生成が著しく低下し、成熟が遅延した。また、35℃以上の積算時間の割合が高くても、25℃未満の積算時間が長いと成熟が早まる傾向が認められた。果実への過剰な水分流入が生じると、果肉硬度の低下と果実のエチレン発生量が高まり、果梗離脱果の発生につながることが分かった。 、2.成熟異常の防止技術の開発 、「清水白桃」を供試し、エテホン100ppm満開90日後処理と、酸化チタン塗布の機能性果実袋と慣行果実袋の比較、マルチの有無を組み合わせて実証試験を行った結果、平均収穫日が4日程度早まり、赤肉症、水浸状果肉褐変症の発生が抑制されることが明らかとなった。 、 |
カテゴリ | 機能性 成熟異常 もも |