| 課題名 | 未利用木質資源等から造った炭の植物栽培床と環境資材の開発 |
|---|---|
| 研究機関名 |
高知県立森林技術センター |
| 研究分担 |
資 源 利用課 |
| 研究期間 | 継H21~22 |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | 目的:未利用木質資源を古紙と混合して成型・炭化することにより、ホルムアルデヒド吸着能などの付加機能を有する植物栽培床の製造技術を開発・商品化するため、原材料調整と炭化条件等を解明する。 、成果:(1)木質資源(樹皮、おが屑)の割合を変えて古紙と混合し、鉢状及び板状の成型物の製造試験を行った結果、鉢状の成型物ではおが屑10~70%、樹皮10~50%、板状の成型物ではおが屑、樹皮ともに20~70%まで混合しても、割れ等が発生することなく成型することができた。(2)木質資源の混合割合を増やすに従い、炭化物の曲げ強度の減少が認められた。おが屑又は樹皮ともに50%程度までの混合割合であれば、成型物の形状を損壊することなく移動できるほどの強度性能を有していると考えられた。(3)大型電気炉を用いて。昇温速度5℃/分、最高温度800℃で炭化したところ、鉢状の成型物では良質な炭化物が製造できたが、板状の成型物では亀裂が生じた。(4)板状の成型物は、横置きして昇温速度約0.3℃/分(300~400℃間)で炭化することで亀裂の生じない炭化物が製造できることがわかった。(5)炭化中の成型物を「縦置き」にすることで、昇温速度約1℃/分(300~400℃間)で炭化しても亀裂が生じないことがわかった。(6)成型物を炭化する前に乾燥することで、「横置き」でも昇温速度約1℃/分(300~400℃間)で炭化が可能であることがわかった。(7)おが屑と樹皮を古紙に混合することで、昇温速度を約2℃/分(300~400℃間)で炭化しても炭化が可能であることがわかった。(8)未利用木質資源を利用した炭の植物栽培床を製造するにあたって、おが屑及び樹皮と古紙の混合割合については、50%程度以下であれば炭の栽培床として使用可能と考えられる。板状の成型物の亀裂の生じない炭化条件については、通常0.3℃/分程度(300~400℃間)とゆっくりであるが、炭化時に成型物を「縦置き」すること、炭化前に乾燥すること、古紙におが屑と樹皮を混合すること、により昇温速度を速くすることができ、短時間で炭化が可能となることが見出された。 、 |
| カテゴリ | 乾燥 くり |