| 課題名 | 水田の高度汎用化を目指した地下灌漑システムの利用技術 |
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| 研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場 |
| 研究分担 |
生産環境グループ |
| 研究期間 | 止H22~24 |
| 年度 | 2012 |
| 摘要 | 目的 水田の高度汎用化をはかるため、地下灌漑システムを用いた転換作物の収量・品質向上技術を確立し、利用指針を作成する。 、結果 a.地下灌漑を行うことで大豆の窒素吸収量や総重、莢数が増加し、増収効果が期待できる。地下灌漑は6月(開花前の花芽分化頃)から8月(子実肥大期)の期間の土壌乾燥時に行うのが適切である。一方で、総重の増大による倒伏の助長が懸念された。 、b. 少雨年におけるはくさいの規格内収量は球肥大中期頃の地下灌漑でやや増加した。はくさいは活着時、および結球前の茎葉伸長期から球肥大期の水分供給で増収効果が期待できる。長期間連続の水分供給は減収のリスクがあるため、地下灌漑は土壌が乾燥した条件で行う。 、c.田畑輪換圃場の大豆の総重と子実重、総窒素吸収量は、灌漑により、無灌漑をやや上回った。翌年の春まき小麦も総重、子実重は畑固定圃場を上回った。春まき小麦は灌漑により収穫指数や千粒重、子実タンパク質含有率が低下傾向にあった。 、d.現地田畑輪換両圃場における作土の無機態窒素量は、畑固定圃場を下回って推移した。 、e.以上より、土壌乾燥時の地下灌漑は転換作物の生育と収量の増加に有効であり、地下水位制御システムは水田転換畑における輪作体系に活用できる。春まき小麦に対して地下灌漑を行う場合には、生育後期の窒素不足が懸念された。 |
| カテゴリ | 乾燥 水田 大豆 はくさい 輪作体系 |