遺伝子発現調節による和牛肉の不飽和度向上技術の開発

課題名 遺伝子発現調節による和牛肉の不飽和度向上技術の開発
研究機関名 秋田県農林水産技術センター畜産試験場
研究分担 飼料・家畜研究部
研究期間 完(H21) 、~(H24)
年度 2012
摘要 目的:和牛肉の美味しさの重要な要因である筋肉内脂肪の不飽和度への影響が大きいとされる不飽和化酵素等の遺伝子発現を指標として不飽和度を高める飼料を開発するとともに、遺伝子発現に影響する血中因子により肥育中に不飽和度の低い個体を診断する指針を策定し、飼養管理の改善による不飽和度向上技術を開発する。
、計画:1)不飽和度を高める飼料及び給与技術の開発 2)不飽和度の低い個体の診断と飼養管理改善技術の確立
、成果:出荷前6ヵ月間、膨軟発酵籾米+大豆粕(TDN、CPを対照区にあわせる)を濃厚飼料と一部代替して給与した区を試験区とし、肥育終了後、僧帽筋を採取し、ガスクロマトグラフィー法(以下、GC法)で脂肪酸の組成を分析した。試験区10頭、対照区7頭、合計17頭の枝肉成績の結果、統計的有意差はなかった。また、試験区においてはBMSの平均が7.7であるのに対して、対照区は6.3であり、「枝肉重量」、「光沢」、「締まり」、「きまり」についても試験区が対照区に比べ有意に 高かった(p<0.05)。
カテゴリ 飼育技術 出荷調整 大豆粕

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